オシロスコープのサンプリング手法|ランダム等価時間サンプリング

オシロスコープのサンプリング手法|ランダム等価時間サンプリング オシロスコープの測定方法のひとつである等価時間サンプリングには、2つの方式があります。
その2つというのは、シーケンシャル等価時間サンプリングと呼ばれる方式とランダム等価時間サンプリングです。
このうちランダム等価時間サンプリングの場合、書き込みコントローラは実時間サンプリングと同じようにデータの取得を基本的に繰り返す、という方式をとっています。
この際、サンプリングクロックはトリガーとは無関係に一定の周期で発生させられ続けるのが本サンプリング方法の特徴です。
つまり、繰り返しデータの取得を行うたびにトリガー点とサンプリング・クロックの時間関係は常に異なることになります。
そのため、トリガー点と次に来るサンプリング・クロックの時間差を測定していき、対応するメモリのロケーションに書き込んでいくことで最終的にオシロスコープの波形が完成します。
なお、この際の取得メモリへの書き込みが順番でなくランダムに行われるがゆえに、この名で呼ばれます。

オシロスコープの等価時間サンプリング|水平軸ポジションと引時間

オシロスコープの等価時間サンプリング|水平軸ポジションと引時間 オシロスコープが波形を表示する原理は等価時間サンプリングの仕組みを利用して行われています。
水平時間軸にトリガを設定し、このトリガに基づいて水平システムが作動することにより、この間の垂直方向の電圧などが増幅され表示される仕組みとなっているため、この水平軸ポジションに対する垂直方向の電圧の変化が表示されることになります。
トリガのタイミングは掃引時間によって変わることになるため、これを調整することにより波形の精度を高めることが可能です。
オシロスコープを上手に利用するポイントは、水平軸ポジションと掃引時間の関連性を理解し、正確な情報を得ることに努めることです。
この時間が短いと十分な波形の情報を得ることができず、精度の低い表示となってしまうことが少なくありません。
しかしこの時間が長いと水平システムの解像度が低下するため、詳細な情報を得ることが難しくなります。
タイムレンジを上手に調節しながら、より正確な情報を得るためにいくつかの方法を利用することが最適です。