オシロスコープの水平システム|アクイジション・モードの開始と停止

オシロスコープの水平システム|アクイジション・モードの開始と停止 デジタルオシロスコープの水平システムは、アナログデータをデジタル信号に変換するときの指標になるサンプルレート、一つのレコードに含まれるデータの総バイト数を示すレコード長などの入力信号のアクイジション方式(取り込み方式)と緊密な関係を持ちます。
デジタルオシロスコープの水平操作部は横方向に波形の位置を移動もしくはサイズ変更ができますが、水平軸操作部ではアクイジション・モードの開始と停止といった設定も可能にします。
デジタルオシロスコープは波形を取り込み記憶させることができるので、その後で観測ができるといった特徴を持ちます。
オシロスコープの前面パネルには、通常アクイジション・モードの開始と停止を設定するためのボタンが付いているので、これらを測定時に設定しておけば波形を取り込んだ後にゆっくりと波形を観測および解析ができるようになるわけです。
特に、動きがある波形などはこのような機能を使えば作業効率を高める効果にも繋がります。

オシロスコープの水平システム|リアルタイム・サンプリング

オシロスコープの水平システム|リアルタイム・サンプリング オシロスコープにはデジタルとアナログの2通りがありますが、その内デジタル特有で気を付けなければならないのはサンプリングという作業です。
これはアナログの電気信号をデジタルのものに変える手順で、そのサンプリング手法として最も基本的なのがリアルタイム・サンプリングです。
アナログのオシロスコープではそのまま信号を滑らかに表示できるのに対して、デジタルではあくまでもその内のいくつかを点で捉える形になります。
しかし点がただいくつか並んでいるだけでは、オシロスコープとしては見にくくなってしまいます。
そこでリアルタイム・サンプリングを用いて、表示に手を加えるわけです。
補正機能が付いているものだと、点と点を繋いで線の形で表示することも可能です。
デジタルのオシロスコープではサンプリングを行う際にサンプル・レートという基準を設け、そのひとつに対して表示する点がひとつ割り振られます。
したがってより具体的なサンプリングを実現するためには、倍以上のサンプル・レートが必要とされます。